アルゼンチン

アルゼンチンはラテンアメリカ・カリブ海地域に位置する国。
面積は278.0 万km²、人口は4494万人で、政体は欠陥のある民主主義。
一人あたり名目GDPは9,912ドルの中程度に裕福な国である。
国家概要
国名 | アルゼンチン(英: Argentina) |
国家コード(ISO 3166-1) | ARG / AR |
人口統計 (2019)
人口 | 4494万人 |
人口増加率 | 1.0% |
都市化率 | 92.0% |
経済指標 (2019)
名目GDP | 4454億ドル |
購買力平価GDP | 1兆0354億ドル |
経済成長率 | - |
一人あたり名目GDP | - |
人口あたり経済成長率 | -3.1% |
その他指標
軍事費(2019) | 31億ドル |
ユニコーン数(2021) | 1 |
アルゼンチンの特徴
地理: 広大な国土
広大な国土を持つアルゼンチンは南北3000キロに渡り、亜熱帯・亜寒帯・乾燥帯・温帯など多様な気候帯が存在している。
その土地を活かして盛んなのが農業・牧畜で、隣国のブラジルと並び世界有数の肉牛・小麦・大豆・トウモロコシ等の輸出国である。
経済: 中間層の没落
第二次世界大戦後は農産物の輸出で繁栄しヨーロッパからも移民が押し寄せ、一人あたりGDPで世界トップ10に入るほどの経済大国だったが工業への産業構造の転換に失敗、フォークランド紛争による軍事支出や金融面での失政もあり、デフォルトを繰り返し新興国に転落した。
その間に中産階級の割合は急激に縮小、貧困層の割合が拡大するとともに海外への移民が相次ぎ、最盛期の輝きを取り戻せていない
外交: 直近では近隣諸国との関係は改善
以前は近隣のチリ・ブラジルと南米における覇を争い強力な軍事力を有していたが、フォークランド紛争での敗北や経済面での苦境を受けて相対的に地位が低下し、ブラジルとは大きな差がついた。
度重なる政権交代によって対外政策も変更が重ねられるため今後も同じ姿勢が続くとは限らないが、直近ではチリ・ブラジルとは関税同盟であるメルコスールを形成し、比較的良好な関係を保っている。